◎ 三山 貢正 プロフィール ◎
秋田県南秋田郡八郎潟町一日市出身。15才で上京。
17才より津軽三味線を津軽三味線小山流 初代 家元 小山 貢(現 宗家 小山 貢翁)師に師事。
長年修練研鑽を重ね、民謡界の第一線にて活躍し、2005年2月吉日を以て独立し、
『津軽三味線 貢正流』を創流し『津軽三味線 貢正流 家元 三山 貢正』となる。
NHK、各民放TV、ラジオ、舞台等に幅広く出演し、その演奏技法は「重厚」且つ「叙情性豊か」と評され、トップクラスの三味線演奏家・指導者として活躍の場を広げていく。
2015年2月 長男であり副家元の「三山 正寛」が「家元 二代目 三山貢正」を襲名し、自らは「宗家」に就任。引き続き、演奏家・指導者として精力的に活動している。
◆公益財団法人 日本民謡協会公認「師範教授」(2003年:三味線・2004年:唄 )
◆公益財団法人 日本民謡協会より、民謡界最高の栄誉にあたる
「民謡技能章」 「民謡功労章」を受章。
「民謡功労章」(2000年)写真はこちら
「民謡技能章」(2009年)写真はこちら
2020年 公益財団法人 日本民謡協会より 「名誉教授」の称号を贈られる。
<主な出演番組>
テレビ:NHK「日本民謡フェスティバル」「どんとこい民謡」「それいけ!民謡うた祭り」
民放「キンカン素人民謡名人戦」「日本レコード大賞」「ものまね王座決定戦」「メレンゲの気持ち」他
(その他、ザ・ドリフターズ、小柳ルミ子等に三味線指導、三波春夫、北島三郎、ピンクレディー、細川たかし、森昌子、石川さゆり、藤あや子、とんねるず等の皆さんと共演)
ラジオ:NHK「日本の民謡」「民謡をたずねて」他
◆後進の指導・少年少女の育成にも熱意を燃やし、貢正会会主として東京を中心に山梨・埼玉・山形各県で多くの会員の指導をしており、 会員の中からたくさんの総師範・準総師範・師範・名取が誕生している。持ち前の指導力を発揮し、その指導の元、全国大会の器楽合奏の部に おいて幾度となく『優勝』を重ねていく。
◆オリジナルの津軽三味線合奏曲『巌流~がんりゅう~』『芳春~ほうしゅん~』『華鼓~はなつづみ~』『五木の子守唄変奏曲』などを創作し多方面で発表され、その一糸乱れぬ「貢正会」の合奏は、各方面で絶賛されており、NHKホールにて行われていた『日本民謡フェスティバル』に過去4回出演している。
◆人の和を尊び、技術の向上を計りながら全会員参加協力のもと貢正会発表会を1974年より毎年開催 している他に、記念リサイタルを数回開催しており、2007年には芸道40周年記念リサイタルを開催し 盛会に終了。
◆数多くのレコード、テープ、CD等の収録に携わり「三山貢正の響き」 「華の競演」他 を製作し販売 している。
◆国内のみならず、アメリカのディズニーワールドやオーストラリアのオペラハウスを始め、 フランス・スペイン・中国・シンガポール・韓国・タイ・ブラジル・台湾 等、数多くの海外公演で 日本伝統芸術を世界に紹介する一役を担っている。